vol2 メジャーレース以外を「走る」ことに、意味はあるだろうか?



そんな自他問がある。これはすべてのレーサーにとって共通の答が得られるようなものではない。だがトップのみを目指すのが「レース」だとすれば、モトGP以外に存在意義はないということになる。少し緩めて「そこへの到達過程として」WSSやWSB、世界中のあらゆる国内選手権などがある、と言い換えればどうか?いや、これも疑問だらけだ。けして「そこ」へは行けないから、ひとまず「ここ」でレースしている、というのが90%以上のレーサーの本音だろう。つまりはモトGPだけがレースではなく、トップへの通過点のためだけにレーサーが存在するわけではない。また「ここ」が面白くないかといえば、そんなことはけしてないわけだ。

もちろんオレにとってもそうだ。ただ、全日本や8耐はあくまで自分の戦いという感が強い。色々な人たちに支えられてレースが成立しているのだが、しかし「戦っているのは自分」という意識が強く、実際にそうなのだ。それがなければトップカテゴリーで戦い続けることなど不可能である。一度しかない人生の中から、そのギリギリの感覚を失うことを嫌ってレースをしている人たちも少なくない。この「ギリギリ感」をもっとも強く味わえるのが日本の中では全日本であり8耐、ということになる。「ギリギリ感」は当然ながら絶対速度、タイム、順位に同比例する。

続く。
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by kei74moto2006 | 2006-05-08 05:18 | CBR1000RR


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