vol25 モテロー直前、東コース、スポーツ走行「グッドテスト」

「降水確率60%、局所的な集中豪雨があるかもしれません」

 そんな天気予報の下、ふて腐る気分をなんとかなだめすかして(この辺は本当にゴルフでの精神修行が効いている)もてぎへ。ちなみに道中の常磐道は大雨だった。茂木の天候を案ずるよりも、今は目先の敵、前方のドイツ車をどう攻略してやるかに集中する。

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 ………思案中。

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 攻略。

ワイパーがまるで中指のように見えるのはオレだけだろうか?

 さて、水戸で降りても一向に「局所的な集中豪雨」は収まらず、すなわち局所とは世界単位で見ればこの国全部かなどと諦めつつも、次のホール、ショットでの快心の一撃を淡々と狙うべく北上。するとツインリンクもてぎ周辺では豪雨が小ぶり程度になった。

 コースコンディションはウェット。だが、超悲観的だった天気予報ほどにはひどい状況でもなく、時折強烈な日差しが照りつける。

 「このまま降らなければ………」

 祈るように走行に入ったが、結局一本目途中に再度降り出し、バックストレートはドライ、ダウンヒルで豪雨、ショートカットはドライ、5ゴーナー進入ではウルトラレイン、という超局所集中豪雨をドライタイヤで体験。即、走行中止にする。

 「今年のもてぎはずっとこんな感じだ………」

 オレのレーススケジュールだけでなく、全日本や8耐レベルのテストでも「天候不順」に悩まされていると聞く。確かに全般に雨での走行が多いようだ。だがオレは本番でもない限り雨は走らないので、こういう状況だと何しにサーキットに来たのか分からなくなってしまう。祈りというより呪いをかけるようにして空を睨みつつ、2本目の走行を待った。その間、晴れたり曇ったり、ようやくドライ路面になったと思ったらドシャブリ、というようなことが繰り返され、かなり苛立ってしまった。

 だが、今回は今まで最高といえるほどのテスト陣営。ASアオヤマの青山店長と、友人の強力なエンジニアさんを伴ってのテストだった。だから「こんなシチメンドクセー天気、もうや~めたっと。打ちっ放しいこう」などとはけしていえない状況だった。

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 ハッキリしない天候の中、なんとか集中できるよう気持ちをキープして二本目の走行を待つ。相変わらず湿度はかなり高いものの、厚雲は散り始めている。
 呪いが通じたのか、かろうじて降り出す前に走行開始。東コースをちゃんとしたレベルで走るのははじめてだったので、結構気合を入れていった。

 ちなみに東コースとは、ダウンヒルから立体交差を潜った辺りでショートカットラインに入り、4コーナーに出てきて後は同じ、というレイアウト。オープンマイスターのレコードタイムは1分26秒台で、距離は3.4kmほどだ。

 雨は止んだものの、未だコース上にはウェットな部分がたくさん残り、特にダウンヒル後の立体交差からショートカット、そして5コーナー入り口などはフルウェットに近い状態だった。1分45秒くらいからラップをはじめ、37秒ほどまで上がったとことでピットイン。細かい調整をしてもらう。今回は青さんと友人エンジニアさんがいるので、作業はすこぶる早く的確だ。再度コースインする。

 徐々に乾いてきてはいるものの、そのスピードはゆっくりだ。何しろ湿度が80%近いために、いくら日差しが照りつけても、一度フルウェットになった箇所はなかなか乾こうとしない。結局チェッカーまで、上記三箇所は濡れたままでの走行となった。3つのコーナーではヒザもすれない直立状態で走り、残りは全開で、といのはかなり難しいコンディションだったが、最終的なタイムはまあまあ納得できるレベルに達した。

 なんとか三本目も降らずに走行開始となる。5コーナーはようやくドライとなったが、ダウンヒル後の立体交差は影のままなので、結局乾かずかなり慎重なライディングを求められた。ただ、中古タイヤ的にも今日中にテストを終了せざるをえないような磨耗状態だったので、さらに集中して悪い部分の洗い出しをする。走行中に一度ピットインして再調整、そしてレースラップのテストを行った。

 タイヤが二時間半使用したものと考えれば、かなり安定したラップタイムが刻めた。前戦からすればエンジン、車体ともに大きく仕様変更しているが、今回のテストではそれらを次のレベルまで煮詰めることが出来た。つまり、ようやくCBRチャレンジのベースセッティングというものが出来上がった形だ。後は本番で新品タイヤを装着してどこまでいけるかがキモとなる。これで事前テストは終了、金曜日の公式練習はキャンセルしてゴロゴロする、のではなく、溜まった仕事を片付けなければならない。さて、本戦はどうなるだろう?応援、よろしくです。


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 応援、観戦に来てくださる皆さんへ。

 タイムスケジュールはこの下に掲載した通りです。
 我々スタッフは現地に8時前に到着予定です。なお、パドックは本コースとは異なり、東コース入り口付近となります。ピットは年間エントラントしか使用できないため、東コースピット入り口付近、ちょうどV字コーナーの外側辺りにテントを立てますので(なし塾幟を掲げます)、そこに来てください。

 なお、前回の教訓を踏まえて(つまり待ち時間の長さに超うんざり的な)今回はホットプレートを持ち込んでバーベキューなどをしようかな、と考えております。東コースパドックは驚くほど何もないので、出店などもあまり期待できないような気がします。食べ物、飲み物(クーラーボックスは必須)などは持参した方が無難です。焼けるものであれば、ホットプレートを使用してもらって構いません。肉でも野菜でも栗でもなんでも焼いちゃいましょう。食材提供大歓迎です。予選から決勝までは3時間以上あるので、みんなで楽しいランチを摂りましょう。
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by kei74moto2006 | 2006-08-18 13:17 | 2006-07 もてぎ選手権


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