2007年 03月 24日 ( 1 )

vol 44 2007 もてぎロードレース選手権 R1 (予選)

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 予選が始まる前に、ちょっとしたトラブルがあった。

 バッテリーがあがったのだ(笑)。


 でもこれって所有バイクや車が多いとシャレにならないコストとなってしまう。乗用車、トランポ、レーサー、ビックマシン、スクーターの計5台がよりによって一緒の時期にバッテリー上がりとなると、それだけで7万以上の出費だ。車検だ保険だなんだが思い切り重なってもいるので、う~んとアタマを抱えていると

「知り合いの映画監督がバイク用バッテリーを100コくらい欲しがってるんだけど、タダでない?クレジットロールに入れるから」

なんてメールが映画関係者から入って、携帯を叩き折りたくなった。韓国映画のクレジットに「梨本塾レーシングASアオヤマ」などと入ったところで、ヨン様はトミンに来てくれない。(別に来てもどうってことないんだけどさ。バイクに乗せてやるだけだ)。

 予備バッテリーを組み込み、そちらもごきげん斜めということで急速充電。なんとか予選には間にあったものの

「だから寒い時期のレースはイヤなんだよ」

と若干ふて腐れモードになってしまった。

 予選時の路面温度は20℃スタート。ベストではないがハードコンパウンドでもなんとかこなせる環境だ。

 走り出してすぐはとにかくタイヤと路面の状態をチェックする。これでもかというくらい慎重に、色々な場面での反応を探ってみた。やはりエッジグリップが低く、踏ん張りどころで無理が効かないのが分かった。

 今年走り出してからはまだ一度も「本気」で走ってない。自分の納得がいくコンッディションになるまでは、とにかくキッチリと現状把握することが先決だ。

 この予選でもそんな状況にかわりはなく、去年の10月とまったく同じセットアップに戻しても、フィーリングは大きく異なったままだった。

 流してから少しペースを上げて、また流して確認して少しペースアップ、ということを繰り返して58秒台に入る。コーナー入り口からバッチ~ンと倒しこんでいきたい衝動に駆られるものの、そこをグッとこらえて丁寧に丁寧に走る。

 リーダーボードトップはもてぎマイスターの黒川選手。どうやら7秒台に入れたらしい。誰かが7秒台に入らなかったらアタックしないと決めていたんだけど、入ってしまったからにはワンチャンスでトライしてみよう。コーナー進入時のリヤのスッポ抜けに注意して、ペースアップした。

 各コーナー毎のクリップ付近、及び、立ち上がりにおいてはあまりタイヤの存在感がなく、開ければ激しくスピンしてしまう。ただ、新しくなったフロント「BT002プロ」には安心感があって「放り投げる感じで」乗ってもグリップを失うことはなかった。

 ダウンヒルまで耐えて、次の左をすごくゆっくり廻り(ここが今回一切攻め込めなかった)丁寧に最終を回って57秒4。走っていてあまり速い感じはしないんだけど、ここで去年のベストに近いタイムが出たので、まあよしとする。

 ポールは獲れたものの、いかんせんレーススタート時刻は「16時20分」。予選よりも路面コンディションがよくなるはずがなかった。

「タイヤウォーマーも大事だけど、グリップヒーターも欲しい」

 なんでレーサーマシンにはグリップヒーターがないのか昔から不思議でしょうがない。

 あ、バッテリーが上がるからか(笑)。

 つづく
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by kei74moto2006 | 2007-03-24 00:30 | 2006-07 もてぎ選手権