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vol2 メジャーレース以外を「走る」ことに、意味はあるだろうか?



そんな自他問がある。これはすべてのレーサーにとって共通の答が得られるようなものではない。だがトップのみを目指すのが「レース」だとすれば、モトGP以外に存在意義はないということになる。少し緩めて「そこへの到達過程として」WSSやWSB、世界中のあらゆる国内選手権などがある、と言い換えればどうか?いや、これも疑問だらけだ。けして「そこ」へは行けないから、ひとまず「ここ」でレースしている、というのが90%以上のレーサーの本音だろう。つまりはモトGPだけがレースではなく、トップへの通過点のためだけにレーサーが存在するわけではない。また「ここ」が面白くないかといえば、そんなことはけしてないわけだ。

もちろんオレにとってもそうだ。ただ、全日本や8耐はあくまで自分の戦いという感が強い。色々な人たちに支えられてレースが成立しているのだが、しかし「戦っているのは自分」という意識が強く、実際にそうなのだ。それがなければトップカテゴリーで戦い続けることなど不可能である。一度しかない人生の中から、そのギリギリの感覚を失うことを嫌ってレースをしている人たちも少なくない。この「ギリギリ感」をもっとも強く味わえるのが日本の中では全日本であり8耐、ということになる。「ギリギリ感」は当然ながら絶対速度、タイム、順位に同比例する。

続く。
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by kei74moto2006 | 2006-05-08 05:18 | CBR1000RR

vol1 さあ、また新しいスタートを切ろう。

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2005年は全日本選手権、並びに鈴鹿8耐にケンツG‘ZOXスズキからフル参戦させてもらった。当初の思惑以上に大変なシーズンであり、まさに悲喜こもごも、怒涛の一年となった。

「今年も走るんですか?」

年が明けると、そんな質問をよく受けるようになった。答えはもちろん

「yes]

だ。

だが、オレにとってこの「走る」というのはあらゆる意味を含む。

様々なバイクの試乗テストで野山を走り、
世界中のサーキットを走り回り、
ときにはフルマラソンを走り、
ときには野池を走り回り、
ときにはゴルフ場を走り回り・・・。

だからもちろん答えは「yes」なのだ。


しかしオレに質問した彼らにとっては、きっとこれらは「梨本圭が走る」という意味を為さないのだろう。そう、これらは今の日本では、少なくとも「バイクレース」の「トップレベル」である「全日本選手権」や「鈴鹿8耐」を「走る」わけではないのだから・・・。

続く。
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by kei74moto2006 | 2006-04-28 14:18 | CBR1000RR