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 vol 35 CBRチャレンジ、ファーストシーズンを終えて。

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 昨年のJSBチャレンジも大変だったが、今年のCBRチャレンジはまた違った意味でハードなものとなった。

 何しろ4月の時点では「CBR1000RR国内仕様のノーマルバイク」という状態だったため、まずはこれを形にするのが大変だった。もちろん一人では到底出来ない作業であり、オートショップアオヤマのスタッフみんなをはじめとして、実に色々な人たちのお世話になって、形にすることが出来た。

 今年何度かバトルすることになったGSXRの選手。実はこのマシンのエンジンを作っているのが、去年オレのGSXRのエンジンを担当していたエンジニアさんらしい。平塚にあるハルTというワークショップで、プライベーターの中では定評がある。昨年のオレのGSXRがどうだっかというハナシはともかくとして(笑。でも、本当に諦めずにガッツあるスピリッツで最後まで一緒に戦ってくれた。ハルさん、元気かなあ)なんとかハルさんの作ったエンジンのマシンを負かしたい、という思いもあった。しかしながらノーマルのCBRでは太刀打ちできるはずもなく、そこでかつて一緒に戦ったモリワキやら浜松エスカルゴのナグタンに惜しまず協力するよう要請し(笑)、そしていつも激務なASアオヤマの本橋くんにも懇願して、マシンパッケージを完成させた。つまりCBRは様々なパワーのハイブリット(ちなみにオレのドライバーの名前もハイブリットです。安いのにすんごくよく飛ぶ。あっちこっちに。関係ないか)で出来あがったバイクとなった。最後の最後に去年の自分のマシンを作ってくれたエンジニアさんのマシンを打ち負かすことが出来たので、なんだか去年の自分を少しだけ上回れたような気がして、ちょっとホッとした。

 今回もなし塾関係者をはじめ、サーキットには色々な方々が応援に駆けつけてくれた。モテローでのレースにこんなにも応援団がいるということは、本当に幸せなことだ。全日本でも8耐でもないマイナーレース、それでもみんな、一生懸命応援してくれている。全国津々浦々、関東圏はもちろん、東北、東海、近畿圏からもメッセージを戴いた。、今回はなんとパキスタンからも祝電を貰った。マ・ツーリングのカメラマン、ヤマだ。なし耐でも撮影してもらっている。彼は今、中国から入って陸路ユーラシアを西へ向かい、パキスタンで「優勝」を知った。「最上段からのシャンパンの雨に打たれたかった…。 多分銀座のドンペリなんかに比べられないほど美味いでしょう! 表彰台の頂点に立った経験なんてない人がほとんどです。 なんて羨ましい経験なんだ………」そんなメールをくれた。銀座のドンペリも結構おいしいのだが、パキスタンでもてぎのレースを気にしてくれている奴がいる、ということが嬉しい。

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 さて、演歌歌手ならパーティーでもしそうなほどのレース歴となりつつある。この10月で36歳となったため、16歳の10月に免許を取ってから今日まで(取り上げられそうになったことも多々ありましたが………)およそ20年の月日が流れた。その間折れた大たい骨三本、手首の骨折一回、全身打撲数え切れず。20年前にかわいかったあのコは、しっかり20年分歳を重ねただろう。

 はじめてレースに出たのもやはり16歳の10月で、アオキとかハラダとかまったく関係のない近所のバイクオークション会場で行われた原チャリレースだった。膝も擦れないまま出場し、10回以上コケて血まみれになりながら二位になって、「バイク」と「レース」に対して、それまでに体験しえなかった鮮烈な印象を持ったことを、今でもよく覚えている。

 免許を取った頃にはこの先何年レースをするかなどということは一切考えずに目前の誰かをブチ抜くことしかアタマになかったけど、実際ここまでやってくればライフワークにするしかねえよな、という諦めにも似た想いがある。「自分で出来るレースを、ずっとする」このCBRチャレンジはそんなニュートラルな気持ちからはじめたものであり、そのスタンスを保ったまま初年度に勝ち星を得ることが出来たのはラッキーだった。

 人生のある側面で、よく思うことがある。世の中には四種類の人間がいるということだ。

「レースをする人間か、しない人間か」

 そして、

「ずっとレースをする人間か、しない人間か」

 これはオレの中で、大きなバロメーターでもある。バイクレースに限らないが、レースしている人間とそうでない人間では、言語が違うほど価値観が異なることが多い。オレは今後もレースをしていくし、レースをしている人たちと積極的に戦い、泣き笑いしていくと決めた。これが20年目の決断だ、とカッコつけたいところだが、実はレース前、ほんの少しだけ感じたことがある。………ここまでバカみたいにお金と時間とリスクをかけて、地位も名誉も賞金も入るわけでもなく………この労力を全部ゴルフに突っ込んだほうが建設的じゃないだろうか。

 だが、走り出してしまえばやっぱりこれに勝るものはなかった。20年レースをしてきても、グリッドに立てば未だそこには新鮮な空気がある。世界中色々な場所を旅してきたけど、グリッドにある空気だけはどこにもなかった。レースをやめてしまえば、あの空気に触れることは出来ないだろう。そんな人生は、ゴメンだ。

 この先もずっと、自分のレースのスターティンググリッドに立ち続けられるよう、バイクレースをやっていきたい。

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 CBRチャンレンジ~special thanks~

 ホンダ

 ブリヂストン

 ASアオヤマ

 モリワキエンジニアリング

 KDC

 モーターサイクリスト

 梨本塾大応援団

 雅会

 アオさん、サトミさん

 本橋くん

 ブンゲン

 浜松のナグタン

 鈴鹿のツネさん

 鈴鹿のブーデー伊藤くん

 王子の隊長

 梅田のマッチャン

 長島さん

 他、梨本圭を応援してくれたすべての皆さん、ありがとう。みんなのおかげで勝つことが出来ました。これからも長くレースをしていくと思うので、引き続き応援宜しくお願いいたします。

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 なお、来年以降のスケジュールについては、固まり次第ご報告いたします。
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by kei74moto2006 | 2006-10-23 20:00 | CBR1000RR

vol 34 もてぎロードレース選手権 第四戦 決勝

 予選時よりは気温も上がったものの、それでも22℃ほど。日差しに当たるとかなり強烈な熱を感じたが、ピットの中に入ればヒンヤリとして肌寒いくらいだった。重要なのは路面温度。予選で使用したミディアムでいくのか、それとも前回同様ハードで行くのか、非常に微妙な温度だったのだ。

 ブリヂストンのスタッフさんと相談し、結局リヤにはハードをチョイスすることに決定。恐らくどちらでもイケるような状況ではあったが、後半に勝負にならないのだけは避けたかったので、固めのタイヤでいくことにした。

 前回と同じく、非常にフレッシュな景観のポールポジション。しかし今回はまったくといっていいほど気負いはなく「とにかく11000回転!」ということしかアタマになかった。誰かとの戦いではなく、自分のエンジンとの格闘になる、ということしか考えられない。「………スリップに入っていれば、多少はゴマかせるかもしれない」という思いも脳裏をよぎる。

 さてこのレースではじめてCBRのスタート時におけるトラブル、すなわちある回転数を保ったままクラッチミートすると、突然半クラがなくなってウィリーしてしまう、というものを解消するためのパーツを組み込んだ。単純なワッシャー部品なのだが、これが恐ろしいほど高く「これでシクったらマジクレーム」と気合が入っていた。しかしその効果は絶大で、このシリーズではじめてきちんとした回転数を保ったままスタートを切ることが出来た。

 1コーナーまでにGSXRの選手にスルスルと前に行かれそうになったが、ブレーキングで凌いでトップで進入。この後のストレートで抜かれると面倒なので、2コーナーの立ち上がりに全身全霊をかけて(笑)フル加速。無事に3コーナーにもトップで進入できた。

 前回もてぎのモトGPにおけるカピロッシイメージで、そのまま一気にフルスパートをかけることにする。今回は参加台数が多いこともあって、自分もそうだったように予選ではみんなクリアが取れていないはず。つまり実質のタイムアドバンテージはまったく分からなかったので、後続がどこまでついてくるのかを試すことにした。

 アウトラップで59秒台、二周目には57秒に突入。結構なハイペースだ。三周目のボードには「2秒5」というアドバンテージが提示され、スタート直後のスパートが成功したことを知る。だが、ここからが本番だ。予想通りだったが、11000回転で発生するエンジンのモタつきは頑として回復しておらず、コーナー立ち上がりでは気が気ではない状態が続く。パーシャルから開け始めた瞬間に失速し、その直後にズドーンとついてくるような凶悪な特性となっているために、一切気は抜けなかった。特にヤバかったのが4コーナー、130R、そしてS字とダウヒンル後。何度かその落差でハイサイドをくらいかけたが、しばらくするとその「モモーン、ズドーン!」という特性にも慣れてきて、ラップアベレージは57秒台中盤で安定した。

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 アドバンテージが3秒5ほどになったところで、しばし安定飛行となる。飛行機でいえば1万メートルに上がったあたりだ。走りそのものは結構際どいラインで攻めていたのだが、本当の意味での限界ではなかった。後続との差を見つつ、タイヤとブレーキを出来るだけ温存しておきたかった。今のマシンパッケージでは、本気で走り続けた場合にどちらもいい状態をキープするのが難しい。
 6周目にコンマ3秒ほど詰め寄られたものの、幸い予想以上のレベルではなかったので、7周目までは安定飛行とした。BSさんとブンゲン(笑)のアドバイス通り、リヤにハードをチョイスしたのも正解だったようだ。もしもミディアムだったら、このペースをキープするだけで厳しかったかもしれない。このラップアベレージなら、スリック装着のJSBでも勝負できそうなほどだった。

 モテローも20周くらいあるレースだとさらに面白い。10周程度の超スプリントだと、マシンパワーだけで決まってしまう感がある。モトGPに見るまでもなく、ビックマシンの面白さというのはタイヤがタレてきてからの妙技につきる。その上でのパッケージを考えて構築するのが楽しいのだが、地方選手権のレースでは残念ながら周回数が短く、そこまでの醍醐味を味わうには至ってないのが現状だ。

 いよいよレースは後半へ差し掛かる。8周目、それまで温存しておいたタイヤを一気にブレイクさせるようにフルスパート。57秒3までペースを上げて、そのまま二周する。予想通り後続との差は3秒6まで再度広がった。ファイナルラップ、このままいけばよほどのことがない限り優勝できるアドバンテージを築く。
 
 だが、ゴルフとレースでは絶対にゴールするまで攻めなければいけない。トップで進入した最終ラップにもっとも大事なことは、優勝も何もかも忘れてライディングを楽しむことだ。アタマを空っぽにして走れば、こんなに楽しいスポーツは他にないことをもう一度思い出して、ひとつひとつのコーナーを積極的に攻め込む。出来ればこの周回にファステストを記録する、そんなつもりで走った。

 ダウンヒルでブルーフラッグにまったく気付かない周回遅れ二台に絡んでしまい、そのまま最終コーナーまでもつれ込んだが、後続との差は十分にあり、一台をパスして、そのままトップでゴールした。西の果て、スペイン・ヘレスのマスターバイクで優勝を誓ってから実に半年。それ以降、自分の行動とともに思いは地球上を駆け巡ったが、10月のツインンクもてぎで、ようやくそれは達成された。

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by kei74moto2006 | 2006-10-21 09:49

vol 33 もてぎロードレース選手権 第四戦 予選


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 予選では前回から変更した箇所を元に戻し、多少ピークパワーが落ちても回転上昇にムラのない実戦仕様とすることにした。果たしてCBRは機嫌を直してくれるだろうか。祈るようにコースインする。

 秋晴れのもてぎ。しかし予選時の外気温は20℃未満と、前回とは15℃近く異なる。当然路面温度も低かったため、ウィークでははじめてリヤにミディアムコンパウンドをチョイスした。

 これが当たったのか、リヤのグリップは満足できるレベルにあった。コースインしてから三周目に空いている場所を見つけて軽くアタック。58秒台に入る。このままアタックを続ければまだまだタイムは上がりそうだ。だが、すぐにピットに戻る。結局11000回転でのモタつきは、ここでも消えることがなかったからだ。

 最後のあがきとしてマッピングを大きくふって傾向を確認することにした。しかしやはり大差なく、結局はこのまま走るしかないと腹をくくる。

 二周ほどアタックチャンスがあったのだが、どれも遅い車両に引っかかってしまい、かなりのタイムロス。ポールは獲れたものの、設定タイムには遠く及ばず、ほとんど達成感のない予選となってしまった。
 
 スポーツ走行から抱えているエンジンの問題は一向に解決していない。このままの状態でバトルになれば、恐らくかなりの苦戦を強いられるだろう。最後のテストである「予選」を使ってしまったため、残りはもう本戦しかない。ここまで抱えてきた「問題」も含んだ上でのマシンパッケージと考え直し、その上でどうすればゴマかせるのかというふうに考えを改めることにした。

 今回も大挙として押し寄せてくれたなし塾の面々。ホットプレートの前でヨッシーが提供してくれたバルタン星人と巨大生牡蠣を前に嬉々とする彼らを見ながら、決勝でどんなマネジメントとするかだけを必死に考え続けた。
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by kei74moto2006 | 2006-10-18 20:00 | 梨本塾

vol 32 公式練習(10/13)

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 今日はモテローの公式練習となるため、同じオープンクラスのマシンと走ることが出来る。これでようやくCBRの夏以降の進化幅が正確に測れるだろう。

 朝イチからASアオヤマの敏腕メカニック本橋君が合流し、セットアップを進めていく。メインはやはりマッピングの変更。ゼロマップからはじめて濃いほう、薄いほうと色々ふってみることにする。

 さて、昨日のテストで感じた「おお、オレのCBRも走るようになったな」という印象は、同じオープンマイスタークラスに出場しているマシンと比較すると「そんなでもないな」に変わった。今回は他のマシンと練習から積極的に絡んでみることにしたのだが、いや~モテロー上位陣のマシンは本当に速い!たぶんJSBクラスの下手なプライベーターよりも速いね!自分的には満足だったCBRの進化も相対的なレベルでいえばまだまだ発展途上というところだろう。少なくともあと五馬力くらいはないと、ストレートで肩を並べるというレベルには達しない。スリップに入っても離される、というCBRが少なくとも四台ほどいた。これには少々ビックリしてしまった。

 昨日一日引っ張ったタイヤを前回の予選時の中古(これもハード)にしたため、路面温度は非常に低かったものの、ある程度のグリップレベルは確保し、ラップアベレージは上がった。しかしながらやはり59秒台で推移しており、マシンバランスはあまり向上していない。

 しかも悪いことにマップを濃淡両方に大きくふっても、11000回転前後のモタつきはまったく消えることがなかった。さすがに少々焦り始め、本橋君と片っ端から知り合いに電話して対策を練る。

 この結果、メインはやはりマッピングの変更となった。午後の走行では他の足回りのセットアップが決まり出して、アベレージで59秒前半となったものの、やはり8秒には届かず、しかも「モタつき」は残ったまま………。どうやらマップ以外に要因がありそうだという結論に達し、最後のテスト、すなわち「予選」でその見極めをするしかない、ということになった。………完全に暗雲の中に飛び込んだ形だ。

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by kei74moto2006 | 2006-10-17 20:00 | CBR1000RR

vol 31 レース前スポーツ走行(10/12)

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 悔しい思いをした前回八月のレースから早くも二ヶ月が経過した。あれから改良に改良を重ね、といいたいところだが、結局この日までテストも走行もゼロ。ぶっつけのままウィークを迎えることになってしまった。マシンの方は若干ながら仕様を変更したが、これが吉と出るか凶と出るかは、実際に走ってみなければわからない。

 ウィーク木曜日、午前九時五十分よりスポーツ走行開始。前回とは大きく気温が異なり、路面温度だけでも10℃以上低い。こういう季節の変わり目は非常に転倒しやすいので用心しながら走り出す。タイヤは前回決勝使用時のBT002中古で、リヤに関してはハードコンパウンドが装着されたままだ。これが今回のレースで適切なのかどうなのかも見極めなければならない。

 走行開始前の目標値は「ひとまず58秒」というものだった。タイヤが中古だろうがハードだろうが、そのくらいは出なければハナシにならない。今回もレコード&ポールは獲ると決めていたので、まずはそこに持っていくためのセットアップを意識した。

 走り出してすぐにマシンのパワーを感じた。手を加えた箇所が項を奏したようだ。特にトップエンド付近では、かなりいい感じで吹け上がるようになった。しかしマシン全体のバランスでみると、どうもおぼつかない。レース用にショート化したファイナルも感触は悪く、当然車体フィーリングもまったくよくなかった。CBRの場合、特にスウィングアーム長にはシビアになる必要があるのだが、ファイナルを変えたことでこれが変わってしまい、どうにもしっくりこない。

 色々とチェックしつつセットアップを試みたものの、効果は薄く、一本目のベストは2分0秒フラットというレベル。これではトップはおろか、自分の走りをすることさえままならない。ここでアタマを切り替え、ゴルフでの戦い方「自分との勝負」に徹して、マシンバランスを見直すことにする。

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 午後は13時5分からスタート。前後サスの設定を大きく変更してトライした。しかしこれも効果は薄く、どうも自分の思うような感触にならない。今回の仕様は「自分の好み」ではなく、当然ライバル勢とのバトルに勝てるのを狙ったものだったため、ショートファイナル化もそれに含まれた(以前どこかに書いたが、CBRで10000回転付近まででGSXRと同じ馬力を発するのには、1000回転のラグがある。つまり、例えば10000回転でCBRが150馬力前後とすれば、GSXRは9000回転で同馬力を発する。このラグを少なくするには、当然ファイナルを変えて高回転を多用するか、徹底的にコーナリングスピードを上げていくしかない)。

 三本目。ファイナルを元に戻しての走行。エンジン回転数、及び加速力的にはかなり鈍い感じになってしまったが、スウィング長的には適切な位置となり、突込みから立ち上がりまで安定感が出た。ここまでタイヤは八月決勝時のものを引っ張っていたのだが、なんとか59秒中盤にまで持ち込む。

 しかし新たな問題が出た。実は午前中から少しずつ出ていたのだが、11000回転付近でエンジンがモタつくのだ。ストレートではまったく問題ないのだが、パーシャルからの開け始めで、開けてもついてこないという症状が出ていたのである。仕様変更と季節の変わり目ということで、MAPも当然変えなければならないが、今日はメカニックの本橋君もコンピューターも来ていなかったので、対処しようがなかった。明日の公式練習ではまずこの問題を解消出来るように、全力でセットアップに取り組みたい。

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 久しぶりにサーキットの夜にマシンを整備する、ということをした。左から右へと湯水のごとく働いた金すべてを使って(いや、正確には大きくマイナスだった)戦っていた十四~五年前のGP250時代を思い出して、楽しかった。世の一切に感心がなく、レースの中で己の刃をどこまで鋭利にするかということしか考えない中でのマシン整備。己の八重歯を営利目的にするようになったらオシマイだ………。この日は知り合いの社長に頼み込んでゴルフ場ホテルにチェックイン、栃木テレビでやってたゴルフ番組を深夜まで見たものの、もちろんノープレー、ノースウィングでチェックアウトした。

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photo by yamadasan & kei
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by kei74moto2006 | 2006-10-16 20:00 | 2006-07 もてぎ選手権

vol30 いよいよ最終戦。

 今週末はCBRチャレンジ2006シーズンのいよいよ最終戦となる。五月の初参戦から約半年を経て、三度目の挑戦だ。

 昨年はJSBをGSXRで戦い、そこで「やはりずっとレースがしたい」と痛烈に感じて、今年は自分で出来る範疇でそのベース作りをしようと思った。そんな思いつき的な身勝手プロジェクトながらも、ホンダ、ブリヂストン、モリワキエンジニアリング、そしてオートショップアオヤマをはじめ、色々な方々が惜しまず協力をしてくれている。元来このプロジェクトは来年「なし塾のみんなでもて耐をやる
」ための一環でもあるため、特にコスト的な制約が厳しい中でのチャレンジとなった。ゆえにアタマを使う作業(ヘディング的な部分もあるが…)が多いので、これはこれで楽しい経験となっている。

 当初は開幕から優勝をするつもりでいたんだけど、そんなに甘いものでもなく、未だ勝利を果たせていない。それでもゆっくりと階段を上がるように一段ずつレベルアップしている。開幕の二位は実質三位であり、二戦目が二位、次こそは…という思いは強い。もちろんゴルフ同様「次のコーナーでどうなっているのか分からない」のがバイクレースの醍醐味でもあるため、今回もそんなに甘いレースにはならないだろうと思っている。(ところでこの国ではものすごくF1が盛り上がっているような報道があるが…実際オレ自身は昔からまったくといっていいほど興味が湧かない。鈴鹿から富士に移るとさらにつまらなくなるだろう。それでも富士に、という流れが平然と行われる興行会に、自分の中のレース的な魅力は見出せない)

 ちなみに前回のレース以降、CBRでのテスト走行は「ゼロ」。もてぎの走行スケジュールがほとんどなく、また数少ない走行日は雨だったため、走れなかった。色々とテストしなければならないことも多かったのでこれはアンラッキーだったが、こういうことも踏まえての草レースなので、受け入れてレースをするのが正しい姿勢だろうと思う。もちろん狙うのはアタマのみ。今週もお世話になる皆さん、宜しくお願いいたします。また楽しくバーベキューしましょう。料理長のとし、宜しくね(笑)。

 レースウィークスケジュール

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 使用予定ピットは32番です。
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by kei74moto2006 | 2006-10-09 11:22 | 2006-07 もてぎ選手権