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vol 45 2007 もてぎロードレース選手権 R1 (決勝)


 いよいよ今シーズンはじめての決勝レースだ。

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 開始時刻は16時20分………。何度も繰り返すが、3月のこの時間帯というはあまりレースするのに適した時間帯ではない。

 この辺は決勝前のブリーフィングでも話し合ったんだけど、1DAYレースとしている以上はいずれかのカテゴリーがこの時間帯を走らざるを得ない。そこで

「トップカテゴリーの人たちはタイヤや路面状態など分かっているひとも多いので」

という理由からそうなったのだそうだ。

 もちろんこれはアマチュアレースなのだから「いつでもオレたちを最適の時間に走らせろ」などと言う気はまったくない。主催者はもとより、ほとんどボランティアに等しい条件で参加してくれているオフィシャルの方々や、参加者も協力しあって成立しているのがアマチュアレース。ならばその都度誰かが泣くこともあるだろう。

 ただ250や400と、1000ccが寒い中で走るのでは危険の度合い、怪我を負った場合の大小もまったく違う。モテローに出場している選手はほぼ100%アマチュアであり、その中でタイムレベルの差こそあれ、危険認識という意味では、ほとんど全カテゴリーに差がない。

 もちろんペースの速い人たちほど色々な場面に遭遇しているはずなので、ルールやマナー、危険認識に関しては徹底しているはずだが、そうではない人たちが多すぎるのがもてぎがオープンしたときからの大きな悩みのひとつでもあるはずだ。

 そう考えると、規模は小さいがイチスクール主催者としては

「もう少しみんなを安全な環境で走らせるようなことは出来ないだろうか」

と考えてしまった。

 さてそんなことをいっていても自分のレースはもうスタートだ。シグナルがレッドになれば走り出すしかない。

 決勝前の展開予想としては、恐らく初期グリップのよさそうな黒川選手がスタートから逃げるはずなので、それを追いかけてなんとか序盤離されないようにし、後半で一気に勝負に出てみよう、というものだった。

 しかしそんな作戦はあっさりスタートで崩れ去る。

 サイティングの際にまたちょっとクラッチにトラブルが出ていることが発覚し、スタートではほとんど回転を上げずにミート。「後ろから行かれるだろうな~」と思っていると案の定2~3台が伸びてきた。

 1コーナーには4位で入り、3コーナーで3位にあがるものの、やはり左コーナーでの初期グリップは悪く「膝が擦れない!」(笑)。

 続く5コーナーでもかわせず130RからS字進入でようやく2位に上がるものの、黒川選手とは2秒くらいの差がついてしまった。

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 1周目は右コーナーしか膝が擦れず「このままだとヤバいかな」と思ったが、2周目の130RからS字では思ったよりも差がつかなかったので「これなら追いつける」とV字を立ち上がったところ、突如として黒川選手がスローダウン。

「!?」

 これには正直かなり面食らってしまった。

 間違いなく最後までバトルになるだろうと予測していたので、いきなり目標がなくなってしまい、まいった。

 悪いことにこの日は、行きつけのゴルフ場のオープンコンペ。去年はじめて90を切った記念すべきシリーズの第三戦がすぐ近くで行われている。

『………あまりに早い時間にレースの決着がついてしまった………ならば、今からいけば間に合うのではないか?』

 などとありえないことがアタマをよぎり、まったく集中できなくなってしまった。そのゴルフ場の社長さんはコンペ祝辞役を辞退してまで応援にかけつけている、というのにだ。

『もしかして荒川マラソンにも間に合うのでは?』

なんていうことまでアタマに浮かぶ始末。後ろを振り返っても誰もいない。10周のレースでバトルを楽しもうと思っていた矢先のことだったので、実際にレースをしているのかどうかよくわからない状態になってしまったのだ。

『じゃあ残りはタイムアタックでもしようかな』

とP-LAPに目を移すと………何にも写っていない(笑)。どうやら電源を入れ忘れてしまったようだ。

 きちんと後ろが確認できず、P-LAPも動いていない、近くではオープンコンペ、荒川ではマラソン。ということで二周目には58秒台だったラップペースが三周目には2分0秒台(笑)。なんだそりゃ?改めて走りながらP-LAPのスウィッチを入れ、動作確認をしてから四周目のサインボード見ると「+1.5」。

 さっきの周回では3秒ほどあった後続との差がが一気に1.5秒も詰め寄られている。P-LAPの入れにくいスウィッチをピコピコやりながらだったので自分のペースが遅いのは明らかだったが、にしても一気に差が詰まった。

『もしかして黒川選手はリタイヤしていないのか?』

 これで少し気合が戻り、ペースアップ。すぐに57秒台に入れる。

 しかしそれでも翌周のボードには+1.0と出た。これで黒川選手がリタイヤしていないことが明らかになり、しかも悪いことに結構なペースで背後に迫っていることも分かった。

『このまま引っ張ってみるか?それとも………』

 しばし考えたものの、結局はペースをキープして走行する。すると6周目には+0.3まで詰まってしまった。恐らくすぐ背後にいるはずだ。

 ここでいったん後ろに下がって相手の走りを見るか、それともフルスパートをかけてどうなるか試してみるか。難しい選択だったが、今週のもてぎでは「全開!」という感じで走れていなかったので、後者を選んだ。物は試しだ、どうなるかやってみよう。

 それまでとはちょっと違う感じで、思い切り車速を乗せて最終を立ち上がる。そのまま可能な範囲で一気にスパートをかけてみた。

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 すると翌周のボードには「+1.7」。それまでのペースを考えればありえない開き方だったが、恐らくミスかなんかしたのだろう。ならばと、さらにペースを上げる。

 すると差はまた広がり「+2.3」。こちらが57秒中盤ほどだったので、黒川選手は58秒台にまで落ちたということになる。

 残りは二周。

 ここまできてようやくゴルフもマラソンもアタマからなくなった。さらにベストを刻むつもりでペースを上げる。途中周回遅れに絡んだものの、障害になるようなことはなく、そのままの勢いでチェッカーを受けた。シーズン開幕となるレースでの優勝だった。

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 表彰台に向かうといつものように「ウオー」という怒号にもにたダミ声。男色濃い(もちろん禁色ではないですよ)なし塾の連中が待ち構えていて、みんんな喜んでくれている。これが、いま自分でレースをしていてもっとも嬉しい瞬間だ。自分のスクールの生徒さんたちの前で優勝すること。アマチュアレースだろうが全日本レースだろうが、それがすごく大事なことだと思っている。

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 彼らも規模、スピードは違うにせよ、毎月のなし塾でレーシングスピリッツ全開で走ってる。そういう人たちでなければ、なかなかレース本来の魅力は分からないものだ。ネットやテレビでクラッシュ映像ばかりを収集している連中とは、まったく違う。

 かねてからお伝えしているように、今年は「梨本塾レーシングASアオヤマ」としてもて耐に挑戦する。その前哨戦でもある今回のレースで、本当に男臭い(いや、最近は明らかにオヤジ臭い連中も増えた。オレだって年を重ねているんだから当然だ)連中に祝福されて、最高のスタートとなった。このままの勢いで、夏まで流れ込みたいと思う。

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 引き続き、応援よろしくです。



 CBRチャンレンジ~special thanks~

 ホンダ

 ブリヂストン

 ASアオヤマ

 モリワキエンジニアリング

 KDC

 D.I.D

 NUTEC

 NGK

 SUNSTAR

 モーターサイクリスト

 ドクターSUDA

 梨本塾大応援団

 雅会

 アオさん

 本橋くん

 ブンゲン

 浜松のナグタン

 鈴鹿のツネさん

 梅田のマッチャン

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by kei74moto2006 | 2007-03-29 09:22 | 2006-07 もてぎ選手権

vol 44 2007 もてぎロードレース選手権 R1 (予選)

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 予選が始まる前に、ちょっとしたトラブルがあった。

 バッテリーがあがったのだ(笑)。


 でもこれって所有バイクや車が多いとシャレにならないコストとなってしまう。乗用車、トランポ、レーサー、ビックマシン、スクーターの計5台がよりによって一緒の時期にバッテリー上がりとなると、それだけで7万以上の出費だ。車検だ保険だなんだが思い切り重なってもいるので、う~んとアタマを抱えていると

「知り合いの映画監督がバイク用バッテリーを100コくらい欲しがってるんだけど、タダでない?クレジットロールに入れるから」

なんてメールが映画関係者から入って、携帯を叩き折りたくなった。韓国映画のクレジットに「梨本塾レーシングASアオヤマ」などと入ったところで、ヨン様はトミンに来てくれない。(別に来てもどうってことないんだけどさ。バイクに乗せてやるだけだ)。

 予備バッテリーを組み込み、そちらもごきげん斜めということで急速充電。なんとか予選には間にあったものの

「だから寒い時期のレースはイヤなんだよ」

と若干ふて腐れモードになってしまった。

 予選時の路面温度は20℃スタート。ベストではないがハードコンパウンドでもなんとかこなせる環境だ。

 走り出してすぐはとにかくタイヤと路面の状態をチェックする。これでもかというくらい慎重に、色々な場面での反応を探ってみた。やはりエッジグリップが低く、踏ん張りどころで無理が効かないのが分かった。

 今年走り出してからはまだ一度も「本気」で走ってない。自分の納得がいくコンッディションになるまでは、とにかくキッチリと現状把握することが先決だ。

 この予選でもそんな状況にかわりはなく、去年の10月とまったく同じセットアップに戻しても、フィーリングは大きく異なったままだった。

 流してから少しペースを上げて、また流して確認して少しペースアップ、ということを繰り返して58秒台に入る。コーナー入り口からバッチ~ンと倒しこんでいきたい衝動に駆られるものの、そこをグッとこらえて丁寧に丁寧に走る。

 リーダーボードトップはもてぎマイスターの黒川選手。どうやら7秒台に入れたらしい。誰かが7秒台に入らなかったらアタックしないと決めていたんだけど、入ってしまったからにはワンチャンスでトライしてみよう。コーナー進入時のリヤのスッポ抜けに注意して、ペースアップした。

 各コーナー毎のクリップ付近、及び、立ち上がりにおいてはあまりタイヤの存在感がなく、開ければ激しくスピンしてしまう。ただ、新しくなったフロント「BT002プロ」には安心感があって「放り投げる感じで」乗ってもグリップを失うことはなかった。

 ダウンヒルまで耐えて、次の左をすごくゆっくり廻り(ここが今回一切攻め込めなかった)丁寧に最終を回って57秒4。走っていてあまり速い感じはしないんだけど、ここで去年のベストに近いタイムが出たので、まあよしとする。

 ポールは獲れたものの、いかんせんレーススタート時刻は「16時20分」。予選よりも路面コンディションがよくなるはずがなかった。

「タイヤウォーマーも大事だけど、グリップヒーターも欲しい」

 なんでレーサーマシンにはグリップヒーターがないのか昔から不思議でしょうがない。

 あ、バッテリーが上がるからか(笑)。

 つづく
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by kei74moto2006 | 2007-03-24 00:30 | 2006-07 もてぎ選手権

vol 43 2007 もてぎロードレース選手権 R1 (フリー走行)

 いよいよレースウィークに入った。

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 はじめての「梨本塾レーシングオートショップアオヤマ」カラーとなったカウリングを装着しての走行となる。今年もお世話になる色々なスポンサーさんのステッカーもきれいにアオさんが貼り付けてくれた。CBRのアンダーカウル形状はすごく複雑なので難しいんだけど、アオさんはすごくそれが上手で、まるでプロみたいに(いや、プロなんだよな)美しく仕上げてくれる。ウィーク中にトリックスター代表の鶴ちゃん(鶴田竜二選手)とも話したんだけど

「やっぱバイクはカッコよくなくちゃな!」

ということで一致した。カウルやホイールが汚いバイクっていうのはそれだけでイヤになってしまう。車とか実用性のものは結構どうでもいいんだけど、趣味性の高いものはやっぱりキレイじゃなくちゃ意味がない。トリックスターのZXシリーズは日本で一番カッコいいカワサキ車だと思ってるんだけど、CBRも出来ればああいう風に仕上げたい。

 さて今回のもてぎで苦しんだのは「寒さ」。出稼ぎに行ってたダンナが途中で帰ってきちゃったみたいなバツの悪い寒気団のせいで、公式練習からずっと寒いままだった。

 寒いとエンジンは走るんだけど、タイヤ選択が難しくなる。「寒ければミディアム」というほど単純ではなく、ある程度ペースが速い場合には、逆にそっちの方がタイヤ表面が荒れてしまうこともしばしばだ。

 金曜の公式練習ではJSBクラスと混走。2005年以来久しぶりに今野選手とも走ったんだけど、彼のJSB仕様のK7と比べてもCBRはけして悪くないことが判明した。タイヤはずっと中古を使用していたので、このままでもある程度のペースは確保できると判断。

 ただフィーリングはまだまだ好みになっていなかったので、その辺の調整を日曜日のフリーですることにした。

 決勝当日はさらに冷え込み、朝8時にもてぎに着いたときには「これでレース?ジョーダンだろ?」というくらい寒かった。早速ピットボックス温度計を設置すると「6.9℃」………。犬ぞりレースとか出来そうなほど残酷な気温だ。

 それでも他のクラスは元気に走行している。大昔、2月くらいから一戦目がはじまった筑波選手権を思い出した。タイヤウォーマーもなくてシケインのなかった左高速なんか氷上みたいで「あれに比べりゃマシだ」と思うことにする。

 10時過ぎからの走行ではリヤに中古のハードをチョイス。同じ組み合わせで金曜のフリーでは59秒前半で周回できたんだけど、このときは0秒台がいいところ。やはり路面温度が低く、エッジの存在感がまったくなくてずっと滑ってた。左コーナーに関しては膝をするのがやっとというレベルで、ほとんどテストにならなかった。

 予選は12時50分からだからもう少し路面温度はあがるはず。ならばグリップは出るので心配ない。問題は決勝だ。スタート時刻はなんと16時20分。ん~………。

 去年も17時過ぎっていうレースがあったんだけど、アマチュアの世界で日曜日の夕方にレースをしたくなる人ってあんまりいないんじゃないだろうか?年間ライセンス代を支払い、エントリーフィーを払っても、無料走行できるのは予選と決勝のみのわずか25周程度。黙っててもレースに人が集まる時代ならば問題ないと思うけど、今のご時世では少々厳しすぎる設定だと思う。参加型とするには少しでもこの辺を改善できれば、また違った魅力があると思うのだが。

 フリーを終えてから、本橋くん、ブンゲンらとマシンについての打ち合わせをし、今年一発目の予選に向けて気合を入れた。

 つづく。
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by kei74moto2006 | 2007-03-20 12:42 | 2006-07 もてぎ選手権

vol41 いよいよレースウィーク突入

 二週間前の東コーステスト時とはうってかわる寒気団。

「東京、史上最遅の初雪観測!」

などと例によって無能なマスメディアが騒ぎ立てていても、こっちまで最遅になるわけにはいかない(笑)。走り出しの外気温は6.7℃、路面温度は12℃というほとんど棄権したくなるようなコンディションだってけど、渋々走り出した。

 やはりほとんどグリップしない。こういうコンディションだとコンパウンドがどうとかいう以前の問題で、何をしてもウルトラブラックマークの雨あられ、コーナー毎にミリ単位でゴムが削れているのではないか、というくらい前に進まなかった。

 ピットインしてタイヤを見ると、中古とはいえやはり「アレアレ」。今日はASアオヤマの敏腕メカ本橋君も来てくれているので、気を取り直してマッピングのテストなどを行う。

 トミンでおろした新品ミディアム前後は、今日の一本目の走行でほぼスリックタイヤになってしまったので、二本目は去年使用した中古のハードをチョイス。路面温度も20℃を超えていたので、こちらはほとんど問題なく走ることが出来た。

 少々マッピングを変えたからか、エンジンがすごく元気になったのはいいんだけど、その分フロントが浮きまくりでほとんどロデオ状態。タイムを狙うには程遠い感じなんだけど、走っているといい体ならしになるので飽きなかった。

 今日は明日開催のJSBクラスのマシンもたくさん走っていたので、それがすごくいい指標になった。彼らはみんなスリックを履いていたけど、これだけ路面温度が低いと逆にミゾ付の方が安心して攻め込めるんだろうな。みんな難しそうに走っていた。

 これで事前練習は終了。

 ただ今回は変則的に日曜朝にフリー走行が設けられ、その後に予選、決勝という流れなので、レースまではあと二回テストできることになる。決勝までにどれだけ前のリズムに戻せるががカギになりそうです。

 プチモテロー情報。

 かつてのなし塾生であるキッシーが元気に走ってた。タイムも走りもま~だまだ生ぬるいけど、怪我をせずに頑張って欲しいね。

 昨年から同じクラスに出ているキタリンは今回の練習でもエンジントラブルに見舞われて、どうやら本戦は無理そうだった………。奇跡が起こるかな?
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by kei74moto2006 | 2007-03-16 22:03 | 2006-07 もてぎ選手権

vol40 2007年度 初もてぎ走

 3月4日にもてぎを走った。

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 もてぎを走るのは昨年の10月レース以来なので約5ヶ月ぶり。その間CBRも一緒に冬眠していたので、共に肩慣らしみたいな走行だ。

 当日は「3月?」というくらい暖かくて、タイヤもハードで十分いけそうなほどの路面コンディション。但し用意したのは冬用の中古ミディアムだったので、そのまま走り出した。

 走行はレーサー枠なんだけど、実に色々なマシンが走ってる。RS125や250、もちろん600もいる。ただ恐ろしいほど速度差があるので、ハッキリいってかなり危ない。

 今回は東コースで、この場合、ピットから出て一つ目のコーナーがダウンヒルという超難関コースとなるんだけど、そういうことをあまり理解していない人が多いみたいで、あっちにフラフラこっちにフラフラしながらピットアウトしてくる。

「あ、なんかヤバそうだな」

と思った二台が二台とも、ショートカットのイン側とダウヒンル立ち上がり直前でハイサイドを起こし、スッ転んだ。二台ともピットアウト一周目だったと思うけど、すでにこっちは全開走行していたので、ヤバいと思わなかったら一撃で巻き添え食ったか轢いてただろうな。

 今はみんな当然のようにタイヤウォーマーを使っているんだろうけど、オレはそんなのない時代から走ってるので、未だにあまり信用できない。だから一周目なんかはこれでもかってくらいゆっくり走るようにしてる。この辺はどうも素人さんの方が果敢に攻め込んでるネ。でも、すごくアブないから絶対にやめたほうがいいと思うよ。

 さて実際の走行なんだけど、なんかあんまりうまく乗れなかった。まだまだ体が眠っているというかキレがないというか、バイクが求める重心を理解していない感じで、一体感がなかった。

 セットアップも去年10月の決勝のまま、違うのはタイヤのコンパウンドだけという割には、すんごく遅いタイムしか出なかった。

 これで後はウィークの走行枠しかないみたいなので、第一戦はやっぱりテスト色の濃いレースになりそうだ。

 ひとまずは軽く運動して、鈍ってる勘を取り戻すことが先決だね。マシンがどうとかいうのは、その後で十分だ。
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by kei74moto2006 | 2007-03-16 22:00 | CBR1000RR

vol39 CBR初走行

 去年の10月のレース以来、約4ヶ月ぶりにCBRでテストした。

 テストといってもほとんど体慣らしみたいなもので、CBRに乗る前にはエッジで別の車両に乗っていたので

「?こんなだったっけな?」

とクビを傾げてしまった。

 JSBほどではないにせよ、そこそこエンジンに手は入っているので、もちろんトミンを走らせる上ではかなり速い(というかオーバークオリティ………)。そのため操作はすごく慎重に、かつ敏速でなければならない。

 しばらく乗ってもなかなか適正な着座位置が見つからなかったので、ピットインして一呼吸おいて、また走る、ということを繰り返した(久しぶりのマシンに乗るときにはこの手が有効。”一間”おくと、人間は驚くほど学習する)。

 しばらくしてようやく本来のペースに戻ってきたところで連続走行。さすがに6秒1~2のアベレージで40周とか回るとすごく疲れる。例えば6秒フラットで20ラップ回るのを100%とした場合、27秒では50%以下、28秒では10%以下の体力しか消耗しない。そのくらいトミンの26秒0というはくたびれる領域だ。

 ただ、これまで色々なトレーニングをしてきたけど、バイクの筋肉を補うのはやはり実践が一番効果的。特に背中廻りや二の腕の内側などは、場面ごとの加速や減速、コーナーワークによってはじめて鍛えられる部分なので、冬場のテストではそういう部分をゆっくりと元に戻していくという意識も大事だ。

 25秒台に何度か入ったところで走行終了。驚いたことに、もてぎのスポーツ走行はレースまでに一回しかない(しかも東コース)ので、あとはそこで完車テストを行って本戦という流れになるだろう。

 さて、例年通り準備不足も甚だしい感じだけど、やっぱりレースがなくちゃ人生つまらない。この3月のレースを実戦テストと捉えて、夏までにはきちんとセットアップをすすめていきたい。

 あと今年からチェーンメーカーのD.I.Dさんにもスポンサードしてもらえることになった。モリワキ時代にお世話になっていたメーカーさんで、現在はモトGPシーンでも大活躍されている。このおかげでたぶん5馬力くらいは得することができるんじゃないだろうか?

 ということで開幕戦は3月18日、もてぎです。

 レース当日はまたバーベキューしながらみんなでワイワイやりたいと思うので、ぜひ応援に来てください。あ、焼き物材料は自分で用意してね?どんだけあってもみんな平らげちゃうので(笑)。
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by kei74moto2006 | 2007-03-03 09:21 | 2006-07 もてぎ選手権