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vol 43 2007 もてぎロードレース選手権 R1 (フリー走行)

 いよいよレースウィークに入った。

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 はじめての「梨本塾レーシングオートショップアオヤマ」カラーとなったカウリングを装着しての走行となる。今年もお世話になる色々なスポンサーさんのステッカーもきれいにアオさんが貼り付けてくれた。CBRのアンダーカウル形状はすごく複雑なので難しいんだけど、アオさんはすごくそれが上手で、まるでプロみたいに(いや、プロなんだよな)美しく仕上げてくれる。ウィーク中にトリックスター代表の鶴ちゃん(鶴田竜二選手)とも話したんだけど

「やっぱバイクはカッコよくなくちゃな!」

ということで一致した。カウルやホイールが汚いバイクっていうのはそれだけでイヤになってしまう。車とか実用性のものは結構どうでもいいんだけど、趣味性の高いものはやっぱりキレイじゃなくちゃ意味がない。トリックスターのZXシリーズは日本で一番カッコいいカワサキ車だと思ってるんだけど、CBRも出来ればああいう風に仕上げたい。

 さて今回のもてぎで苦しんだのは「寒さ」。出稼ぎに行ってたダンナが途中で帰ってきちゃったみたいなバツの悪い寒気団のせいで、公式練習からずっと寒いままだった。

 寒いとエンジンは走るんだけど、タイヤ選択が難しくなる。「寒ければミディアム」というほど単純ではなく、ある程度ペースが速い場合には、逆にそっちの方がタイヤ表面が荒れてしまうこともしばしばだ。

 金曜の公式練習ではJSBクラスと混走。2005年以来久しぶりに今野選手とも走ったんだけど、彼のJSB仕様のK7と比べてもCBRはけして悪くないことが判明した。タイヤはずっと中古を使用していたので、このままでもある程度のペースは確保できると判断。

 ただフィーリングはまだまだ好みになっていなかったので、その辺の調整を日曜日のフリーですることにした。

 決勝当日はさらに冷え込み、朝8時にもてぎに着いたときには「これでレース?ジョーダンだろ?」というくらい寒かった。早速ピットボックス温度計を設置すると「6.9℃」………。犬ぞりレースとか出来そうなほど残酷な気温だ。

 それでも他のクラスは元気に走行している。大昔、2月くらいから一戦目がはじまった筑波選手権を思い出した。タイヤウォーマーもなくてシケインのなかった左高速なんか氷上みたいで「あれに比べりゃマシだ」と思うことにする。

 10時過ぎからの走行ではリヤに中古のハードをチョイス。同じ組み合わせで金曜のフリーでは59秒前半で周回できたんだけど、このときは0秒台がいいところ。やはり路面温度が低く、エッジの存在感がまったくなくてずっと滑ってた。左コーナーに関しては膝をするのがやっとというレベルで、ほとんどテストにならなかった。

 予選は12時50分からだからもう少し路面温度はあがるはず。ならばグリップは出るので心配ない。問題は決勝だ。スタート時刻はなんと16時20分。ん~………。

 去年も17時過ぎっていうレースがあったんだけど、アマチュアの世界で日曜日の夕方にレースをしたくなる人ってあんまりいないんじゃないだろうか?年間ライセンス代を支払い、エントリーフィーを払っても、無料走行できるのは予選と決勝のみのわずか25周程度。黙っててもレースに人が集まる時代ならば問題ないと思うけど、今のご時世では少々厳しすぎる設定だと思う。参加型とするには少しでもこの辺を改善できれば、また違った魅力があると思うのだが。

 フリーを終えてから、本橋くん、ブンゲンらとマシンについての打ち合わせをし、今年一発目の予選に向けて気合を入れた。

 つづく。
by kei74moto2006 | 2007-03-20 12:42 | 2006-07 もてぎ選手権


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