![]() いつものように梨本塾メンバーが大挙して応援に駆けつけてくれた。選手紹介がはじまると同時に、スタンドから「じゅっくっちょほ~う!」のダミ声。しかも限度を知らない大声で、場内アナウンスまでもかき消されるほどの大音量だった。 さすがにドン引きのグリッドだったが、応援されている方からすれば嬉しくないはずがない。暑っ苦しいオトコたちが自分のレースを応援にきてくれる以上に嬉しいことはない。 また今回のレースはオートショップアオヤマのツーリングプログラムにも組み込まれていて、お店のお客さんもツーリングがてら応援に駆けつけてくれた。ローカルレースとは思えない応援団の数に、いつもながら幸せを感じた。 迎えた決勝だが、直前のST600のレースで多重クラッシュがあり、最終コーナー付近は真新しいオイル処理がなされたままの「真白」状態。幸い走行ライン上は問題なさそうだったが、レコードラインを外せばヤバそうな雰囲気だったので、サイティングラップで滑りそうな箇所をよく確認しておいた。 スタート後、ダウンヒルまでに3番手に後退。これは予定通りというか、CBRのクラッチに不安を抱えたままの状態だったので、ほぼアイドリングスタートをしたのでしょうがない。ショートカットまで4番手に落ちるものの(キタリンにやられちまったよ!)、4コーナー立ち上がりで3位に上がり、V字で2位、いよいよトップの黒川選手を追いかける体制に入ったところで「レッドフラッグ」。 どうやらダウンヒルで衝突事故があり、オイルが出たためにレースが中断されたらしい。 ただでさえ非常に遅い時間のスタート(午後4時。朝早くから茂木に来ているだけに、この辺は非常にかったるい感じがする。プログラムそのものは3時間もあればすべて終わるはずだ)だったので、この赤旗でさらに進行は遅れ、およそ10分後の再スタートとなった。 今回もサイティングでオイル処理箇所(ダウンヒル、ほぼ全面。これは非常に危険な対応だと感じた)をよく確認し、スタートに備える。 二度目となるスタートもほぼアイドリングでクラッチミートしたものの、なぜかトップに立つ。そのまま抑えこんでダウンヒルに入ろうとしたところ、今回は600で参戦している黒川選手が矢のようにインを刺してきた。 恐らく600の場合に勝負どころは突込みしかないはずなので、当然といえば当然のことだ。ついでについ最近の全日本筑波でシングルフィニッシュしたという黒川選手のCBR600RR(恐らく06以前のモデル)の実力を確かめることにした。すると、かなり驚くことが判明した。 まずダウンヒルからショートカット、4コーナー立ち上がりまでは、圧倒的に600の方が速いことが判明。加えて、その後のストレートではここまでに生じた差を相殺することが出来ない。もちろん5コーナーから130R進入までも600の方が速いのだが、焦ったのは 「130Rも変わらねえ~のかよ!」 ということだった。 600と対決する場合、よほど立ち上がり区間を稼げるサーキットレイアウトか、もしくは1000がスリックを履かない限り、思っていた以上にアドバンテージとなる箇所が少ないようだ。 130RからS字区間はほぼ同じ、しかしV字は600、その後のストレートとヘアピンで少々差が詰まるものの、バックストレート1/3ほどまでは600の方が速く、ダウンヒルに入る辺りでようやく追いつき始める、といった感じだった。 もちろんこれは黒川選手レベルのライダー、そしてかなり速いマシンという前提があってのものなのかもしれないが、少なくともアマチュアが考える以上に1000のアドバンテージというのは少ないように感じた。逆にいえば今の600の実力はそこまで上がっている、ということでもある。プロダクションクラスのタイヤも600をメインに作られていることを考えれば、この高い運動性も頷けるものがある。 さてレースなので感心ばかりもしていられない。 バックストレッチで並びかけ、その後のダウンヒルで前に出るかどうするかしばし考える。 ただ、やはりまだオイル処理痕は色濃く残っており、90度コーナーがどこまでいけるのかさっぱり分からない。 ひとまず様子を見ることにして一歩引くと、黒川選手がまたしても矢のように突っ込んでいった。だが………。 (………あれで曲がれるのだろうか?) さっきまでのオイル処理がない状態ならともかく、今回は「スケートリンクもてぎ」状態の90度コーナー。そこに全力で入っていく黒川選手だったが、クリップにつくかつかないかというあたりで思い切りスリップダウン、そのままコースサイドに吹っ飛んでいった。 なんとなく予測はしてたものの、目前でのクラッシュだったために危うく轢きそうになってハードブレーキング。そのすきに3番手の選手に抜かれてしまう。 (やっぱ今日はこのコーナーはダメだな) かなりスピードを殺さないと走れないということが分かり、その上でどうするか考える。トップの選手とは今までほとんど絡んだことがなかったが、後ろから走りを見る限りは、なんとかなりそうだった。 130Rでパスしてそのままトップに立ち、しばらく様子を見ながら抑えたペースで走る。やはりダウンヒルは雨よりも遅く走らないとヤバい感じだ。しばらくしてその走り方にも慣れてきたので、一気にスパートかけた。とてもレコードタイムを狙えるような状態ではなかったものの、後ろも徐々に離れ出したので、そのままのペースを守りきってチェッカーを受けた。不必要に長く感じた一日だったが、今回も無事にレースを終えることが出来てホッとする。 今シーズン開幕から二連勝、昨年最終戦から数えて三連勝を飾ることが出来た。これで勢いをつけて、この後のもて耐公開練習に挑みたいと思う。 ![]() 現場まで応援に駆けつけてくれたすべての皆さん、ホントにいつもありがとう! ![]() ホンダ ブリヂストン ASアオヤマ モリワキエンジニアリング アライヘルメット クシタニ KDC D.I.D ベスラ NUTEC NGK SUNSTAR モーターサイクリスト ドクターSUDA 梨本塾大応援団 雅会 アオさん 本橋くん ブンゲン 浜松のナグタン 鈴鹿のツネさん 梅田のマッチャン 王子の隊長 ![]() クシタニつなぎ、2007バージョンになりました!
by kei74moto2006
| 2007-06-04 22:07
| 2006-07 もてぎ選手権
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